こんにちは、自転車通勤を愛する「自転車たけちゃん」です。
毎日の自転車通勤に欠かせない相棒、フロントライト。
先日、長年連れ添った愛用のライトが、ついに故障してしまいました。
「さて、次はどれに買い換えようか…」と考え始めたのですが、これがなかなか悩ましい問題です。
というのも、これまで長年にわたり自転車通勤を続け、様々なメーカーや種類のライトを試してきましたが、正直なところ、「これこそがベストバイだ!」と心から断言できるような、まさに理想の一品には、まだ巡り会えていないのです。
明るさ、バッテリーの持ち、使い勝手、価格… 何かを満たせば何かが物足りない、そんな経験を繰り返してきました。
今回もまた、あれこれと頭を悩ませた末に選んだのが、自転車アクセサリーの定番ブランド、キャットアイが手がける電池式のLEDライト「URBAN HL-EL145」です。
正直なところ、最新の高機能ライトと比べるとスペック的には控えめな印象もあり、大きな期待を寄せていたわけではありませんでした。
ところが、実際に通勤で使ってみると、「おや? これはこれで、思った以上に良い選択かもしれないぞ」と感じる場面が多かったのです。
そこで今回は、このキャットアイ「URBAN HL-EL145」について、なぜ私が「案外アリかも?」と感じたのか、その理由を詳しくレビューしていきたいと思います。
このライトの購入を検討されている方はもちろん、「通勤用の自転車ライト、どれを選べばいいのか分からない…」と迷っている方にとっても、きっと参考にしていただける内容かと思います。
どうぞ、最後までお付き合いください。あなたのライト選びのヒントになれば幸いです。
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URBAN HL-EL145 徹底レビュー
どんなライト?
HL-EL145は、キャットアイのラインナップの中でも特に手頃な価格と使いやすさで人気のLEDフロントライトです。
自転車通勤や街乗りなど、日常的な使用に最適なモデルとして長年多くのサイクリストに愛用されています。



スペック表

いいところ
安い
現在(2025/5/4)はAmazonで1,800円程度。
信頼のキャットアイ製でこのお値段は格安ですね。
また、恐らく在庫状況によるものだと推測されますが、カラーによって微妙に値段が違います。
色にこだわらないのであれば、最安のカラーを選ぶのもいいかも知れません。

安い物はすぐに壊れるイメージがありますが、このライトは安い割にしっかりとした造りなので、すぐに壊れそうな感じはしません。
ライトの点灯可能時間が長い
・常時点灯モードなら30時間
・点滅モードなら 250時間
点滅モードなら脅威的な点灯時間ですが、夜間の前照灯として使用する場合は点灯モードに限定されます。
それでも30時間も持つのはスゴイです。
通勤に1日30分使用したとして、約3か月ぐらい持つ計算になります。
(1か月:0.5時間×20日=10時間)
充分な明るさ
街灯のある市街地での自転車通勤においては、このライトの約800カンデラという明るさは必要十分です。
重要なのは、「自分の存在を周りに知らせる」こと。



このライトは対向車や歩行者からの視認性はバツグンです。


お手軽な電池式
HL-EL145の大きな魅力の一つは、単3形アルカリ乾電池2本で動作する手軽さです。
充電式ライトはパワフルですが、「充電し忘れた!」というリスクが常に伴います。
その点、単3電池ならコンビニやスーパーで簡単に入手でき、予備を持ち歩くのも容易です。



バッテリーの劣化を気にしなくていいのは良いですね。
安い充電式はすぐに劣化するので…
工具不要で脱着可能
手でネジを回すだけで、しっかりと固定できるのがいいですね。
盗難防止や、雨にさらされるのを防ぐために使用後は極力外しています。
そんな時に工具不要で外せるのは便利なんですよ。
説明書では余ったベルト部分は切断するようにとの事ですが、私は2台の自転車で使い回しているので、ベルトは切断していません。
イマイチなところ
2モードのみ
点灯、点滅の2モードのみ。
常時点灯のローモードが欲しいところです。
そうなれば点灯時間がもっと伸びるのにな~っと思っています。
電池式はランニングコストが掛かる?
電池式はいいところもあれば悪いところもあります。
当然ですが、電池交換には費用が掛かります。
一方、充電式は追加費用が掛かりませんが、充電の手間が掛かる。
どちらがいいのか悩ましいところです。
安く電池を購入すれば電池コストは気にならない?
電池式のネックは電池代。
でも格安で電池を手に入れれば、電池代は気にならないレベルになります。
Amazonなら20本入りで800円ぐらいで買えてしまいます。



1本あたり40円だから2本使用で80円の交換費用です。
これなら気にならないレベルかなと思います。
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防水性能は低い
防水ではないので、雨の中での使用は推奨されていません。
構造上パッキンがあるわけでもなく、下部には隙間が空いています。
雨天時は使用しないか、ビニール袋で覆う等の配慮が必要です。




道を照らす用途には不向き
深夜の田舎道など街灯の無い道は漆黒の闇です。
そんな中を照らすのはこのライトでは不十分です。
なぜなら照射範囲が狭いからです。
一点集中して真っすぐに光を飛ばす構造になっているから仕方がないのですが、このライトは「他者から視認されるためのライト」で、「道を照らすためのライトではない」と割り切った方がよさそうです。


ブラケットだけで売っている
ブラケット(台座)だけで売ってます。
経年劣化でダメになりそうな部分なのでありがたいです。
また、ブラケット2個を使って、2台の自転車にそれぞれ取り付けておけば、スムーズにライトだけを付け替えられます。
キャットアイ(CAT EYE) H-34N フレックスタイトブラケット 533-8827N
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注意事項
明るいのはいいですが、真正面からライトの光を見てしまうと凄く眩しいです。
従って対向車への配慮が必要です。
ライトの角度は下向きにしておきましょう。



ライトの角度を上向きにして走っていたら、対向車にパッシングされました。
眩しかったんでしょうね。ごめんなさい。
後継機のURBAN2(HL-EL160)もあるよ
URBANと比べると、
・防水性能を補完
・バッテリーインジケーター搭載(バッテリー残量の目安がわかる)
・バッテリーの持ちはそのままで明るさアップ
以上のように完全な上位互換です。
その分、お値段が高くなり「希望小売価格:¥2,750 (税込)」となっていますがこちらを選んでもいいでしょう。
※実店舗限定販売です。つまりネットじゃ買えません。
まとめ (総評)
HL-EL145は、明るさの範囲や防水性能には注意が必要なものの、その圧倒的なコストパフォーマンス、長時間の点灯、電池式の利便性は大きな魅力です。
特に、街灯のある市街地をメインに自転車通勤・通学で利用し、
「とにかく安価で、気軽に使えるライトが欲しい」
と考えている方には最適な選択肢の一つとなるでしょう。
予備の電池を持つことで得られる安心感は、日々の通勤において大きなメリットとなります。
また、令和7年4月1日からは自転車の青切符制度導入により、無灯火運転は反則金5,000円になる見込みです。
この事からも自転車ライトはより重要視されることでしょう。
コストを抑えつつ、信頼できるブランドのライトを手軽に導入したい方は、ぜひこの「URBAN HL-EL145」を検討してみてはいかがでしょうか。
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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