大久保製作所製の「自転車屋さんのポンチョ」ってどうなの?
気になっている方のために記事を書きました。
雨の日に自転車に乗るならレインコートが必需品ですが、いったいどれを選べばいいか悩みます。
「これがベストだ!」という逸品には未だに出会えていません。
そんなこんなで色々物色していたら見つけた「自転車屋さんのポンチョ」
「自転車屋さんが作ったなら期待できるのでは?」
という事で、実際に使ってみてどうだったかレビューしてみました。
結果は「これがあれば完璧とまではいかないが、なかなかの逸品」でした。
以下詳しく説明します。
「自転車屋さんのポンチョ」を購入しようかお悩みの方は参考にしてみて下さい。
「自転車屋さんのポンチョ」レビュー
購入したのは「自転車屋さんのポンチョ プレミアム D-3PORA」
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スペック詳細
- サイズ
前着丈約112cm/後丈約86cm/裾幅約135㎝
- 材質
ポリエステル(ウレタンコーティング)
透明部:塩化ビニル
クリップ:PBT樹脂
- 重量
440g
- 裂け防止機能を持った軽量で強度のあるリップストップ生地使用
- カラーバリエーション
ベージュ
グレー
グリーン
ピンク
ブルー
カーキ
良いところ
- 厚手の生地で破れにくい
安いレインコートはちょっと何かに引っかけたりするとすぐに破れがちですが、このポンチョは引っ張りや裂けに強いリップストップ生地なので、丈夫で破れにくいです。
破れにくいということは結果的に長持ちするということにつながります。
重要ですね。
- 通気性が良い
これはこのポンチョ特有の特徴ではなく、ポンチョタイプ全てに言えることですが、下から空気が流れ込むため蒸れにくいです。
特に夏場に威力を発揮します。
- リュックを背負ったままでも前カゴに入れてもいい
ポンチョの長さは前後に余裕があるため、リュックを背負ってもいいし、前カゴに入れてもいいです。
何なら両方(リュックを背負って、前カゴに荷物)でも大丈夫です。
荷物が多い時に重宝します。
- ヘルメット対応
ヘルメットを被ったままでもフードを被ることができます。
むしろヘルメットを被った方がフィット感が増し、視認性も高まります。
頭の大きな筆者でも何とか大丈夫です。
- クリップが良い仕事をする
クリップで前かごに挟めば風でめくれることがなくなり鞄が濡れなくなります。
これは便利!ありそうでなかった発想ですね。
しかも、留めやすく、簡単には外れない!絶妙な仕様。
それでいて、何かに引っ掛けた時などの急激な力がかかった場合にはちゃんと外れてくれる安全設計です。
この辺りはさすが自転車屋さんが考えただけありますね。
ちょっとイマイチなところ
- まあまあ、かさばる
「生地が厚くて丈夫という」メリットはそのまま デメリットにもなります。
折り畳んでも結構かさばります。
これは「今日は降水確率は低いけど持っていこうかな?」と迷う時に少し障害になります。
また、収納袋が付いていますが、きっちりと元通りに折り畳まないと入らない程タイトなので、筆者は一度出したら二度と入れる事ができなくなりました…
まあ、筆者は畳むのが苦手なので皆さん同じ結果になるとは思いませんが、もう少し入れやすい袋(ある程度伸びるとか)だったら良かったなと思います。
- 風に弱い
横側、後ろ側は横風や突風に弱く、風が強い時には不意にめくれ上がってしまう事もあります。
前側はクリップで固定されているので「視界が遮られる」という最悪な状況は防止できているのでいいですが、後ろ側にもクリップがあっても良かったかな?と思います。
お尻で挟んで押さえるとか、リュックを背負っている場合は洗濯バサミで固定するなど一工夫が必要です。
- 足元が濡れやすい
あまり長すぎてもチェーンに巻き込む可能性があるため、横幅は控えめです。そのため、横風が吹いた時などは足元が濡れやすいです。
もう少し横幅が欲しい ところですが致し方ありません。
何か他の方法で対処するしかないでしょう。
後述しますが、筆者の場合はシューズカバーで対処しています。
注意点
前カゴがないと使えない
前カゴ付き自転車を想定した前に長い構造なので、カゴが無いと前輪タイヤにレインコートが当たってしまいます。
従って、「前カゴ付き自転車にしか使えません。」
前カゴ無しでもOKなスポーツタイプも出ていた
前カゴが付いていない自転車でも使えるスポーツタイプのポンチョも発売されていました。
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「スポーツポンチョ SCP-02」
前部分の生地が短めなのでカゴが無くても大丈夫。
これならロードバイクでも使えますね。
シューズカバーを組み合わせて補完する
前述の通り「横風により足元が濡れやすい」のでそれを補完するためにシューズカバーを使っています。
ポンチョの構造上仕方ないのでしょうが、少し惜しいポイントです。
しかし、シューズカバーで補完してしまえばそんな欠点も無くなります。
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アフターケアを忘れずに
濡れたレインコートのアフターケアは大事です。
ちゃんと乾かしてから収納しないと臭くなります。
乾かすのを忘れた場合、次回使用しようとした時に「うわっ!臭い!」という事になってしまいます。
筆者愛用のオススメアイテムは「セメダイン 防水スプレー 除菌&消臭プラス HC-026」です。
これ一本で、
・撥水効果
・防汚効果
・除菌効果
・消臭効果
が付与できるスグレモノです。
レインコートを乾かして、シューっとスプレーするだけでアフターケア完了!
簡単なのがいいですね。
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まとめ
最後にもう一度「自転車屋さんのポンチョ」がどんな感じか簡単にまとめると、
- 横風で足元が濡れやすいが、シューズカバーを組み合わせることによって補完できる。
- 厚手の生地で破れにくいため、使用した後は干すなどのアフターケアをしっかりしておけば、長期にわたって使用することができる。
- 前カゴにカバンを入れてのんびり走りたい方にはかなりいい選択肢になる。
- 突風や強風に弱いという弱点さえなければ完璧。
こんな感じになるかと思います。
「前かごに荷物を置いてのんびり走る」のが筆者のスタイルなのでとても重宝しています。
「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、準備さえしておけば雨の日の自転車通勤も悪くない。
満員電車や道路の渋滞を横目に悠々と走るのはちょっと気分がいいのです。
(その代わり大変であることも確かですが。)
マイノリティ(少数派)万歳。
皆さんもこの「自転車屋さんのポンチョ」で雨の日の自転車通勤にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
以上です。読んでくれてありがとうございました。
↓筆者の書いた電子書籍です。良かったら読んでみて下さい。
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