こんにちは、自転車たけちゃんです。
最近街でちらほらと見かけるセルフカフェ。
さて一体どんなものか?
実際に利用してみましたが、
「なかなか快適な空間だが使い道が悩ましい。」
というのが最初の感想です。
どう利用するのがベストなのか考えてみました。
まだ利用したことのない方や、使い道がわからない方の参考になるかと思います。
良かったら読んでみて下さい。
無人セルフカフェの使い道を考える
設備
まず使える設備は何があるのかまとめました。
- ドリンクサーバー
カフェなのでこれが無いと始まらないです。
利用するためにはまず一杯購入する必要があります。
- WiFi
無料で使えるWiFi完備!
正直これが肝です。
- 電源コンセント
USB端子付きのコンセントがあるのはありがたいです。
電源の心配が無いのは心強い!
- トイレ
店内は静かでトイレで用をたすときには音が響きます。
そのため、ボタンを押すとダミー音が流れる装置が付いています。
これなら女性でも安心ですね。
注意事項
- ドリンク購入必須
入店したらまずドリンク購入。
「無人」ではありますが「無料」ではありません。
まあ、当たり前の事ですね。
モラルを持って適切に利用させてもらいましょう。
- 持ち込み禁止
店内に飲食物は持ち込み禁止です。
- 長時間(10分以上)の離席は再購入が必要
- 利用後は掃除して
立つ鳥跡を濁さずの心構えで使用した机や椅子は清掃しましょう。
お客さんではありますが使わせて貰っているという感謝の気持ちは大事です。
カップは先に置くべし
初回利用した時に失敗しました。
カップを置く前にコーヒーを購入してしまったのです!
気づいた時には 後の祭り、扉はロックされて開きません。
ただただ流れていく コーヒーを眺めるばかり…
「あゝ無情」こういった場合の救済措置はないのかな?と思いましたが、しっかりと注意事項に書いてありました。
カップの置忘れによる返金はできません。ご注意下さい。
いいなと思ったところ(メリット)
実際に利用してみてわかった、「いいな」と思ったところや「いまいち」なところをまとめました。
- 格安でコワーキングスペースが確保できる。
会員登録不要で月額料金なども一切不要です。
その気になればドリンク一杯の料金でいつまでも居られます。
手軽にコワーキングスペースを確保できるのはいいですね。
- 環境が良い
店内は凄くキレイで、癒やし系のBGMがうっすらと流れる快適な空間です。
空調もバッチリで温かい。
ストレスなく過ごせる環境が整っています。
ファミレスのドリンクバーだけを切り取った感じですが、店員さんがいないため長時間いても後ろめたさはありません。
- 余計な物が無い
店内に暇つぶしできるような物(雑誌など)は一切ありません。
それゆえに勉強や仕事に集中できるというメリットがあります。
- セキュリティ面も安心
無人である事の懸念材料の一つに、「盗難」や「絡まれる」といった「他のお客さんとのトラブル」が予想されると思います。
しかし、店内は防犯カメラで見守られています。
これが抑止力になってくれています。
これなら女性が一人でも利用しやすいかなと思います。
- 客層がよい
セルフカフェに訪れるお客さんのほとんどは、勉強やPCでの作業といった「前向き」な行動をしに来ています。
それが間接的な刺激になって自分も頑張ろうという雰囲気になります。
いわゆる「意識高い」人達が集まる空間になっていると言えるでしょう。
- 早朝から深夜まで利用可能
出勤、通学前の朝活にも使えるため、
「会社帰り、学校帰りに気分を変えてもうひと頑張り!」
などといった使い方もできます。
いまいちなところ(デメリット)
- キャッスレス決済のみ
釣り銭を用意しなくてよい。
盗難の心配が無い。
といったメリットがありますが、これらは完全に経営者側の都合です。
利用者としては「現金支払い」という選択肢があった方が利用しやすいのは明確です。
- 飲食物は持ち込み禁止なのがイマイチ
飲食物の持ち込み禁止なのに店内に食べ物は販売していません。
なぜでしょう?
お腹が空いたらどうするのか?
一度退店してどこかで食事を済ましてから再来店するしかありません。
軽食の自販機でも置いて頂けるとありがたいですね。
- 余計な物が無い
メリットでも書きましたが、暇つぶしできるような物は一切ありません。
本やスマホなどを自分で持ち込まないと「何もする事がない」という事態に陥ります。
- 対面するのは気まずい
他のお客さんの真正面に位置する場所に座る場合は若干気まずいです。
パーティションで区切ればいいのでは?
と思いましたが防犯カメラの死角ができてしまうので不可能なのでしょう。
- 音声入力ができない(やりにくい)
正確にはできないワケではありませんが、単純に恥ずかしいです。
- 会話OKなのがネック
会話を禁じているわけではないので友達同士で談笑している学生の方などもいらっしゃります。
集中したい時はヘッドホンで遮断してしまうぐらいしかないでしょう。
持って行くといい物
- PC、スマホ、タブレット
店内には暇つぶしグッズ類は一切ありません。
しかし、無料Wi-Fiがあるためスマホがあれば何とななります。
本気で作業などをしたい場合はノートPCを持ち込むといいです。
- 充電器、USBケーブル、電源ケーブル
コンセントは有るけど充電器は有りません…
スマホやPCを利用する時は持っていった方が安心です。
備え付けておいてくれてもいいのでは?
と思いますが、盗難のリスクも有りますからしょうがないですね。
持参しましょう。
- イヤホン or ヘッドホン
他のお客さんの声が気になって集中できない?
そんな時はイヤホンが役立ちます。
外部の雑音をシャットアウトして没頭しましょう。
ポジション取り(席を選ぶ時)のテクニック
どの席でも環境は整っていますが、その中でも特にベストな席を選ぶポイントを紹介します。
集中して作業するために少しでも環境を確保しましょう。
- 他のお客さんの真正面は避ける
他のお客さんと対面する形で座るのは何となく気マズイです。
できれば避けたいです。
- 角の席を選ぶ
横の一辺と後ろに気を遣わなくてよくなります。
角部屋を選ぶのと同じ理論です。
- 壁を背にする
角が取れない時は壁が背中側にくる席を選びます。
後方に人が通るのは気になりますし、PC画面などを後ろから覗かれる心配もありません。
- いい席が空いたら移動する
席は自由に移動していいのです。
いい席が空いたら積極的に移動しましょう。
無人なので店員さんに言う必要はありません。
- いい席が無い時は覚悟を決める
お客さんが多くていい席が空いてない!
そんな時は気持ちを切り替えて座りましょう。
結局のところ ポジション取りの目的は 集中できる環境を作ることなので、どの席でも気にせずに集中できるなら問題ありません。
使い道
- 読書や勉強部屋として
「早朝、深夜まで利用可能」
「Wi-Fi、電源コンセント利用可能」
以上の点から、図書館の自習室の上位互換になると思いますが、「会話OK」という一点がネックです。
「他のお客さんの会話が気になって集中できない。」
となる可能性があります。
したがって静寂性を求めるなら図書館の方が上ということになります。
しかしこれは、ヘッドフォンでシャットアウトするという対策方法があるのでやはりセルフカフェに軍配が上がります。
それに、図書館の自習室はいつも席が埋まっている事がほとんどですが、セルフカフェなら満席で座れないという事はまだ少ないようです。(これから流行って満席になる可能性はありますが。)
- コワーキングスペースとして
ノートPCやタブレット、スマホを持ち込めば快適な作業空間が出来上がります。
そもそも家で集中できる環境を整えれば必要ない?
と思うかも知れませんが周りに余計な誘惑が無い事に加え、同じ様な目的の他のお客さんにも感化されて、思った以上に集中できます。
- 動画視聴する
無料Wi-fi があるのでデータ通信量を気にすることなく視聴できる。
「そんなの家でもできるじゃん!」
確かに動画視聴のためだけにセルフカフェに行くのはナンセンスです。
しかし、
「作業が終わった後の締めにドリンクを飲みながら動画視聴する。」
これが至福なのです。自分へのご褒美というヤツです。
まとめ
セルフカフェを実際に利用してみた使用感から、ベストな使い道を考えてみました。
Wi-Fiと電源があって、さらに空調とトイレも完備な快適空間。
これらを踏まえるとやはり勉強や仕事など一人で集中して作業するのに利用するのが最適解です。
逆に言うとそれ以外の使い道はあまりハマりません。
ふらっと目的もなく入っても結局「何もする事がない」で終わってしまいます。
行ってみたけどイマイチだったという感想の方は大体そんな理由だと思います。
また、お金を払って利用するという事も集中力を高める要因になっています。
せっかくお金を払っているんだから頑張らないと損だという心理が働くわけです。
「セルフカフェとは余計な雑念を排除して全集中で勉強や作業に打ち込める快適空間。」
これが筆者が導き出した答えです。家ではどうしても気が散って集中できない!という方は一度利用してみてはどうでしょうか?
個人的にはフリードリンクプランの導入を熱望しています。
ですが、経営者側からみたら安い客単価で長居されたら採算が取れなくなるでしょうから難しいですかね?
セルフカフェのこれからの発展に期待しています。
以上です。読んでくれてありがとうございました。
(ちなみにこの記事はセルフカフェで書きました)
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